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口腔疾患から見た妊婦の特性2016年7月25日

妊娠中は歯周病リスクが高くなります

女性のライフステージにおいて、思春期、妊娠期、更年期など女性ホルモンのバランスが乱れる時期には歯周病のリスクが高まるといわれています。
なかでも妊娠中は女性ホルモンの影響に加え、つわりや食生活の変化などにより口腔内の衛生環境が悪化し、妊婦全体の半数以上に妊娠性歯肉炎が発症することが知られて います。

また、少しずつ何度も食事を摂る様になると、口の中のPHが酸性の状態が長くなり(脱灰時間の延長)、口の中が虫歯になりやすい環境となってしまいます。
このように妊娠期間中は口腔衛生環境が極端に悪化するため、虫歯も歯周病も一般の人より進行が早いのです。

近年発表されたいくつかのデータを平均すると、歯周病に罹患している妊婦は、そうでない妊婦と比べて早産、低体重児出産の発現率が4.3倍であるという結果が報告されています。
これは、歯周病などの炎症があると体内でプロスタグランジンという物質が多量に作られ、この物質には子宮筋を収縮させて陣痛を促す働きがあるためです。

また、歯周病に罹患していた場合でも歯周治療を行うことにより、治療を行わなかった場合と比較すると、早産、低体重児出産の発現率が五分の一にまで減少し たという報告があり、このことから、歯周病予防のためだけでなくこのような妊娠トラブルを阻止するうえでも、妊娠期における歯科医院での専門的な口腔ケア が必要不可欠であるといえます。

妊娠中の適切な口腔ケアは、う蝕原性菌の母子伝播予防にもつながるため、生まれてくる子供に対する最も理想的なう蝕予防のスタートとなります。

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